冷え性は単に体が冷えて手足が痺れたり足腰が痛むだけでなく、肉体にも精神にも様々な症状を現します。肉体的なものには次のような症状が目立ちます。
(1)頭が重く片頭痛やめまいがしたり、時に立ちくらみがする。あるいは、肩や背中が重く感じたりする。
(2)顔色がくすみ肌荒れが激しく。シミ・雀斑が多い。
(3)口の中が乾きやすく、水分をよく取る。又、唇の色も悪くすぐかさかさになる。
(4)喉に何か詰まったような感じがして息がうまく吸い込めないような時があったり、胸が痛んだり、動悸を感じたりする。
(5)体がむくみやすかったり、肩こりや腰痛が激しい。又、足が攣ったり、コブラがえりを起こしやすい。
(6)皮膚にこまかい血管や青筋が出たり、青あざが出来たりする。又、霜焼けやささくれになりやすく、踵のひび割れや爪割れを起こしやすい。
(7)やや胃下垂気味だったり胃がむかつき易い。またおなかが張ったり、下痢をよくしたりする。あるいは、便秘がちである。
(8)顔面や手足がほてりやすく 顔や手足に汗をかきやすかったり、逆に殆どかかなかったりする。
(9)尿が近かったり、逆に極端に遠かったりする。またゲップやおならを良くする。