今や男女を問わず日本人の二人に一人が冷え性であるか、その予備軍であると言われています。冷え性の症状は、体質や生活習慣、正確によって大きく左右されるため、その組み合わせも様々ですが、体の表面ばかりでなく、内面や精神面にも大いに姿を現します。
その場合、更年期障害や自律神経失調症などと勘違いして病院へ行く人も少なくないそうです。確かにその症状はほぼ同じで、大抵の医師は想像通りの診断を下してくれます。しかし、冷え性がその引き金になっている事も多く、もし本当にそういう病気であったとしても、冷え性を改善する事によって回復する事もしばしばです。次のような症状を感じたら、まずは冷え性対策を考えてみましょう。
(1)手足がだるく体の動きに切れや勢いがない。また気力がなく疲れやすく、何となく不安だったり、落ち込む事が多い。
(2)貧血気味で、顔が青白かったり、声に張りがない。食欲がなく、やせ気味である。
(3)不安になると焦燥感に襲われ、時にヒステリーを起こしてしまう事がある。又、そこまではげしくはなくても、カッーとなりやすく冷めやすい。あるいは、最近ちょっとイライラしている。
(4)生理不順や不眠症を感じている。
(5)平熱が低く、寒がりでクーラーが苦手である。また天気が悪いと気分が優れない。