冷え性の人は、とくに下半身を温める工夫をすることが必要です。
上半身と比較して下半身が冷えやすい理由は、上半身よりも下半身のほうが筋肉の量が多いこと、そして心臓の位置から下半身が遠いことがあげられます。
冬の寒い時期になると、シャツなどの下着を2枚重ねして、セーターを着て、コートを着て、マフラーをつけて、上半身の冷え対策はバッチリという人がいますが、身動きが制限されてきゅうくつな感じになってしまいますね。
実は、冷え性改善対策をするなら、上半身にたくさんの衣服を身にまとうことよりも、下半身の冷え改善を工夫すれば、それほどたくさん着こまなくても大丈夫です。
下半身は、いつもより少し厚手の靴下を履いて、足先が冷えないように、下腹部の冷えの改善には遠赤外線の繊維が入った下着を1枚身につけておくだけで、冷えから守ってくれます。
体を冷やさないようにするには、実は筋肉にその秘密があります。
筋肉は、熱を生み出す役割があります。筋肉が冷えた状態になると、体内から熱が生産されなくなりますが、人間は、とくに下半身に筋肉がたくさん付いています。
そこで、下半身を冷やさない工夫が必要になります。
下半身を冷やさないようにするには、下半身を適度に動かしておくことが必要です。ウォーキングは、下半身の冷えの改善に効果的です。下半身が自然に温められるようになり、下半身の筋肉から熱が生産されて、次第に上半身まで温まるようになります。